2008年02月09日
環境汚染物質に石鹸が指定されるかも? その2
びっくりされる方が中にはおられるかもしれませんが、
環境省から、ステアリン酸ナトリウムやオレイン酸ナトリウムの毒性が
水生生物に対して強いことが報告され、それで有害物質として指定される
可能性が高まったのです。(環境省は様々な化学物質の毒性を調査しています)
ただし、現時点では指定されない可能性もあります。
国の環境を憂う環境保護派は石鹸の指定は当然のことなのですが、
大手化学会社や化粧品メーカー、石鹸会社にとっては、大変良くない事態です。
とくに石鹸会社は自己に都合の良いことばかり言いすぎていますので、
有害化学物質の指定など絶対に許されないことでしょう。
さて、実際に有害物質へ指定されるかどうかは、パワーゲームの結果となります。
環境保護派が勝てば、有害物質として指定されますし、企業連合軍が勝てば、
指定はありません。
企業連合軍が勝てば、石鹸屋や化粧品屋はほっとしますが、
水生生物への毒性が消えるわけではないし、それが真の環境保護から見た場合、
「有益」なのかどうかはわかりません。
ちなみに石鹸が環境有害化学物質に指定されると聞いて、
怒りがこみ上げてきた方は、たぶん石鹸屋にとって都合の良い情報しか
耳に入らなかったということでしょうね。
環境省から、ステアリン酸ナトリウムやオレイン酸ナトリウムの毒性が
水生生物に対して強いことが報告され、それで有害物質として指定される
可能性が高まったのです。(環境省は様々な化学物質の毒性を調査しています)
ただし、現時点では指定されない可能性もあります。
国の環境を憂う環境保護派は石鹸の指定は当然のことなのですが、
大手化学会社や化粧品メーカー、石鹸会社にとっては、大変良くない事態です。
とくに石鹸会社は自己に都合の良いことばかり言いすぎていますので、
有害化学物質の指定など絶対に許されないことでしょう。
さて、実際に有害物質へ指定されるかどうかは、パワーゲームの結果となります。
環境保護派が勝てば、有害物質として指定されますし、企業連合軍が勝てば、
指定はありません。
企業連合軍が勝てば、石鹸屋や化粧品屋はほっとしますが、
水生生物への毒性が消えるわけではないし、それが真の環境保護から見た場合、
「有益」なのかどうかはわかりません。
ちなみに石鹸が環境有害化学物質に指定されると聞いて、
怒りがこみ上げてきた方は、たぶん石鹸屋にとって都合の良い情報しか
耳に入らなかったということでしょうね。
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
│化学の基礎