リペアエッセンスDNAを修復する

2008年04月23日

紫外線の害

紫外線というのは、エネルギーを持った波です。

植物はそれを利用して、光合成などに使いますが、
必要以上のエネルギーを与えられるとおかしくなってしまいます。

人間の体内には、よいのか悪いのか、紫外線のエネルギーによって
化学構造が変わるものがいくつもあります。

紫外線のエネルギーを身近で利用するのは、洗濯物や布団の殺菌でしょうか。

紫外線が菌にあたると、菌のなかのタンパク質が化学変化を起こして、
菌が利用できなくなったり、突然変異を起こして、死滅していきます。

人間の体内でも同じように紫外線が当たると化学構造が変わってしまいます。

とくに影響を受けるのが遺伝子でしょうか。

遺伝子が紫外線のエネルギーによって変化してしまいます。

菌の場合は、突然変異を起こす原因となりますが、
人間は進化していますので、おかしくなった遺伝子を修復する
酵素を持っています。

早老症の中には、この紫外線によって傷つけられた遺伝子を
修復できず老化が進むものもあります。

ちなみに、表皮上層では真夏の太陽に1時間浴びると、
1個の細胞が持つ全遺伝子情報のうち、100万個も傷がつくとされています。

結構な数だと思いませんか?

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 老化 

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