2008年06月05日
ファンデーションへのニーズの違い
日本と欧米各国でのファンデーションのニーズの違いを調査したレポートがあります。
2003年にP&Gが発表したものです。
日本では、ファンデーションと日焼け止めがくっついた製品が
多くあります。
ファンデーションでSPF15、PA+以上というのは珍しくありません。
しかし、欧米で売られているものは、あまりSPF値が高くないものが
多いのが特徴。
そもそも欧米人向けのファンデーションは、白色顔料である酸化チタンの
配合量が日本人向けより多く配合されているはずですが、
案外紫外線防御機能については低くなっています。
これは、紫外線防御効果が弱い顔料タイプの酸化チタンを使用しているからで
日本のファンデーションのように微粒子酸化チタンをあまり配合していない
ことによります。
欧米人は、日焼け止めは別のアイテムとしてきっちり使うというのが
一般的で、日本人の65%が日焼け止めでなくファンデーションもしくは
メイクベースから日焼け止め効果を得ているのに対して、
アメリカ人は12%、イギリス人は6%、ドイツ人では3%となっています。
つまり、日本市場向けの商品は日焼け止め効果が無いとファンデーションは
売れにくいものですが、欧米諸国向けでは、日焼け止めとファンデーションを
くっつる必要はなく、日焼け止めとファンデーションは別々に開発する
必要がでてきます。
2003年にP&Gが発表したものです。
日本では、ファンデーションと日焼け止めがくっついた製品が
多くあります。
ファンデーションでSPF15、PA+以上というのは珍しくありません。
しかし、欧米で売られているものは、あまりSPF値が高くないものが
多いのが特徴。
そもそも欧米人向けのファンデーションは、白色顔料である酸化チタンの
配合量が日本人向けより多く配合されているはずですが、
案外紫外線防御機能については低くなっています。
これは、紫外線防御効果が弱い顔料タイプの酸化チタンを使用しているからで
日本のファンデーションのように微粒子酸化チタンをあまり配合していない
ことによります。
欧米人は、日焼け止めは別のアイテムとしてきっちり使うというのが
一般的で、日本人の65%が日焼け止めでなくファンデーションもしくは
メイクベースから日焼け止め効果を得ているのに対して、
アメリカ人は12%、イギリス人は6%、ドイツ人では3%となっています。
つまり、日本市場向けの商品は日焼け止め効果が無いとファンデーションは
売れにくいものですが、欧米諸国向けでは、日焼け止めとファンデーションを
くっつる必要はなく、日焼け止めとファンデーションは別々に開発する
必要がでてきます。