心に働きかけるエタノールおいしい油 その2

2008年06月23日

おいしい油 その1

子供の頃は赤み肉が好きだったんですが、霜降り肉もいいなと思うようになってきました。

最近では、ステーキよりハンバーグの方が美味しく感じるようになり
だんだんと安上がりの味覚となってきました。

ついこの前にはインターネットで探した安い松坂牛の焼肉セットを
買ってみましたが、なんかいまいちで、スーパーで売っている激安の
ハムステーキの方がよっぽど美味しいじゃないかと思ったのには、
我ながらイヤになりましたが・・(^^;;

霜降り肉の美味しさを科学的に追求した文献というのは、
ありそうでどうもないようです。

もともと霜降り肉を美味しいと思うのは、日本人やアジア人ぐらいということで
諸外国ではそんな研究自体やっていないようです。

そもそも欧米の金持ちは、とてもやわらかくて美味しい子牛の肉を食べますし、
フランス料理には霜降り肉を使わず、もっぱら赤み肉を使うようです。

子牛の肉を買えない人は肉の味をソースで補って食べるため、
ソースの文化が発展したと、昔読んだ料理本には書いてありました。

料理の本もレシピばかりが多いので、その脂身が赤みに対して
重量比がどのくらいあれば、どういう味になりやすいとか
そういう理論的にどうこう説明するものはありません。

まあ、料理本は、買った人がうまい料理を作れることが第一の目的なので、
理論的な話は、「そんなの関係ねえ」のかもしれません。

ただ、食品会社の研究員となってくると、理論家も多くいます。
アイスクリーム作るのにも色々理論式はあるようですし、
成分間反応をある程度理解しておく必要があるようです。


shin_chanz at 00:01│Comments(0) 食品の科学 

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