2008年11月21日
毛染めの仕組み その2
植物系の毛染め剤として有名なのがヘナ。
ドラッグストアなどにも様々なヘナ配合のものが置いてあります。
ヘンナの葉に含まれる2−ヒドロキシー1,4−ナフトキノンが主成分で、
天然植物系で地肌に優しいというイメージで売られています。
ただ、このヘナですが、普及するにつれてアレルギー性が強いことが判明しました。
国民生活センターが注意を喚起するほどですから、相当苦情が寄せられたようです。
このヘナがなぜアレルギーの原因になるかというと、
ヘナの毛染めの仕組みにあります。
ヘナは永久染毛剤であり、つまりカラーリンスなどの半永久染毛剤に使われる
酸性染料より髪の毛に対して、はるかに強い結合力をもっています。
染色の強さは、髪の毛のタンパク質に含まれるアミノ酸へ反応して
結合することにあります。
髪の毛だけにくっつけばよいのですが、問題は髪の毛以外の地肌の
タンパク質にも反応して結合してしまうこと。
皮膚のタンパク質にヘナがくっつくと、体の免疫細胞がそれを異物と認識し、
アレルギー反応が生じます。
もちろん地肌にヘナが触れないようにするような工夫でアレルギー反応を
回避することも可能ですが、注意する必要があります。
酸性染料を使うカラーリンスも地肌や皮膚につくと皮膚を染めやすいため
注意が必要で、染毛剤は一時染毛剤を除いて、皮膚との反応性が
大なり小なりあり、肌につかないように気をつけなければなりません。
ドラッグストアなどにも様々なヘナ配合のものが置いてあります。
ヘンナの葉に含まれる2−ヒドロキシー1,4−ナフトキノンが主成分で、
天然植物系で地肌に優しいというイメージで売られています。
ただ、このヘナですが、普及するにつれてアレルギー性が強いことが判明しました。
国民生活センターが注意を喚起するほどですから、相当苦情が寄せられたようです。
このヘナがなぜアレルギーの原因になるかというと、
ヘナの毛染めの仕組みにあります。
ヘナは永久染毛剤であり、つまりカラーリンスなどの半永久染毛剤に使われる
酸性染料より髪の毛に対して、はるかに強い結合力をもっています。
染色の強さは、髪の毛のタンパク質に含まれるアミノ酸へ反応して
結合することにあります。
髪の毛だけにくっつけばよいのですが、問題は髪の毛以外の地肌の
タンパク質にも反応して結合してしまうこと。
皮膚のタンパク質にヘナがくっつくと、体の免疫細胞がそれを異物と認識し、
アレルギー反応が生じます。
もちろん地肌にヘナが触れないようにするような工夫でアレルギー反応を
回避することも可能ですが、注意する必要があります。
酸性染料を使うカラーリンスも地肌や皮膚につくと皮膚を染めやすいため
注意が必要で、染毛剤は一時染毛剤を除いて、皮膚との反応性が
大なり小なりあり、肌につかないように気をつけなければなりません。
shin_chanz at 00:02│Comments(4)│
│化粧品
この記事へのコメント
1. Posted by さあら 2008年11月21日 08:00
いつも情報ありがとうございます。白髪染めをしなければならないため、少しでも安全なものと思って、ヘナと市販の染料を使っています。ただ、ヘナはどうしても根元が染まり難いし、何時間もかかるし、臭うし。。
市販のものは短時間でよく染まるし、手軽なのでついつい使ってしまいます。
白髪が根本的に黒に戻る方法はないのでしょうかね。。。?抜け毛にも悩まされています。中年女性のため、コラーゲンやホルモンなどが少なくなっているんでしょうね。
髪の毛についてもぜひいろいろな情報をのせてください。宜しくお願いします。
市販のものは短時間でよく染まるし、手軽なのでついつい使ってしまいます。
白髪が根本的に黒に戻る方法はないのでしょうかね。。。?抜け毛にも悩まされています。中年女性のため、コラーゲンやホルモンなどが少なくなっているんでしょうね。
髪の毛についてもぜひいろいろな情報をのせてください。宜しくお願いします。
2. Posted by しんちゃん 2008年11月22日 09:53
さあらさん、こんにちは
白髪が黒に戻る方法はかなり難しいと思います。
化粧品や健康食品で治せるような簡単なものではないです。
白髪の原因は、メラニンを色素細胞が作っても髪の毛に受け渡しができなかったり
色素細胞自体の数が減っていくことに起因します。
色素細胞の寿命は短く、20代に比べ60代になると数は半減しますので、
加齢と共に白髪が増えていくのは、仕方がない面があります。
髪の毛に対する情報は今後も増やしていくつもりですので、ご期待ください。
白髪が黒に戻る方法はかなり難しいと思います。
化粧品や健康食品で治せるような簡単なものではないです。
白髪の原因は、メラニンを色素細胞が作っても髪の毛に受け渡しができなかったり
色素細胞自体の数が減っていくことに起因します。
色素細胞の寿命は短く、20代に比べ60代になると数は半減しますので、
加齢と共に白髪が増えていくのは、仕方がない面があります。
髪の毛に対する情報は今後も増やしていくつもりですので、ご期待ください。
3. Posted by さと 2008年12月03日 12:26
このお話すごいショックです。
私は免疫異常の病気があるので毛染めは不可ですがヘナなら大丈夫と思っていたので・・・。
一度ヘナで染めるとその後美容院で染め直してもまたヘナの色が出てきて困った、という話を聞いたことがあるのですが、永久染毛剤だったんですね。
皮膚に少しだけ付いても影響あるのでしょうか?
全く付けないって難しいですよね。
時間もおくわけですし・・・。
私は免疫異常の病気があるので毛染めは不可ですがヘナなら大丈夫と思っていたので・・・。
一度ヘナで染めるとその後美容院で染め直してもまたヘナの色が出てきて困った、という話を聞いたことがあるのですが、永久染毛剤だったんですね。
皮膚に少しだけ付いても影響あるのでしょうか?
全く付けないって難しいですよね。
時間もおくわけですし・・・。
4. Posted by しんちゃん 2008年12月03日 22:35
さとさん、こんにちは
今までヘナを使っていて、特に問題ないなら、それほど問題になりません。
永久染毛剤がだめな人は、すぐに反応がでます。
皮膚が赤くなるので、だいたいわかります。
皮膚につけないというのは、現実的に無理ですが、
反応する人は圧倒的に少ないのが現状です。
たとえば、頭皮の生際が今まで使っていて、赤くなったことがなければ
問題ないと思いますよ。
もし、赤くなることがあったなら、使わないようにする必要があります。
今までヘナを使っていて、特に問題ないなら、それほど問題になりません。
永久染毛剤がだめな人は、すぐに反応がでます。
皮膚が赤くなるので、だいたいわかります。
皮膚につけないというのは、現実的に無理ですが、
反応する人は圧倒的に少ないのが現状です。
たとえば、頭皮の生際が今まで使っていて、赤くなったことがなければ
問題ないと思いますよ。
もし、赤くなることがあったなら、使わないようにする必要があります。