苺泥棒・・レチノール

2009年05月20日

加齢と女性ホルモン

更年期になると性ホルモンの分泌量が減り、様々な機能低下が生じます。

その際、少なくなったホルモンを補うことで、その症状を緩やかにするような
処置がとられますが、案外と肌の状態が期待するほど、改善されない場合があります。

女性ホルモンの量は元に戻っているはずなのに肌のハリが戻らない。

ホルモンが肌に到達していないのではなく、肌細胞の側にいるホルモンに
肌細胞自体が反応しにくくなるのが、その理由の一つと考えられています。

ホルモンが細胞に作用するには、細胞の外側にあるホルモンを受け入れる部分へ
ホルモンが結合する必要があり、この部分をレセプターといいますが、
このレセプターに異常が発生し、ホルモンを無視したり、レセプター自体の数が減少していきます。

基本的にレセプターは加齢と共に減っていく、ホルモンへの応答が
若い頃に比べて低くなります。

さらに増して大きな影響を与えるのが紫外線。

紫外線により女性ホルモンのレセプターまでが減少することが確認されています。

レセプターが減ると、たとえ以前と同じ量の女性ホルモンがあっても
細胞は反応せず、肌機能が低下していきます。

同じようにレセプターが減少するものにレチノイン酸があります。
レチノイン酸も皮膚細胞に働きかけてコラーゲン合成を命令しますが、
加齢と共にレセプターが減少していきます。

ただ、こちらのレセプターが女性ホルモンと違うのは、
レチノイン酸を肌に塗っていると、レセプターが再び増えてくること。

この点が女性ホルモンとは違い、アメリカなどでレチノイン酸クリームが
しわ治療薬として認められている点です。

紫外線防御はスキンケアの基本ですが、これを怠るとあとで、取り返しがつかないほど細胞老化が進んでしまいます。

shin_chanz at 00:01│Comments(1) 細胞機能 

この記事へのコメント

1. Posted by にゃんきす   2009年05月21日 02:29
紫外線は、恐ろしいものですね、、、

おつかれさまです。
2008年 8月26日の記事にコメントさせていただいたものです。もしよろしければ、また手のあいたときにでも、レスくださると嬉しいです。

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