2009年09月21日
成分の吸収 その8
皮膚には様々な酵素があります。
その一つがフォスフォターゼという酵素。
燐酸エステルを分解する酵素です。
健康診断の血液検査でもアルカリフォスフォターゼ(ALP)の項目がありますが、
こちらは、肝臓から流れ出てくるアルカリフォスフォターゼの量を見ています。
(肝臓が悪くなると、この酵素が流出して数値が高くなります)
このアルカリフォスフォターゼですが、人間の皮膚にもたくさん存在し、
活性を保っています。
この酵素が特に活躍するのが、燐酸型ビタミンC誘導体に対してです。
ビタミンC誘導体は、簡単に酸化しないようビタミンCの一部を変化させており、
この変化を修正して元のビタミンCに戻すのがフォスフォターゼという酵素。
リン酸型ビタミンC誘導体を次々に分解し、ビタミンCへ変えていきます。
フォスフォターゼは特に活性が高く、その分ビタミンCへの転換量が多いため、
この酵素を利用するリン酸型ビタミンC誘導体を即効型ビタミンC誘導体ともいいます。
逆に人間の皮膚にはあまり存在しない酵素を利用するのは、
持続型ビタミンC誘導体と言われ、こちらはビタミンC誘導体に糖をくっつけたタイプになります。
リン酸型に比べて、分解スピードが遅いのが特徴です。
この持続型ビタミンC誘導体ですが、ビタミンCと糖をくっつけるのも酵素で
簡単に出来るため、大量生産されており、店頭販売されている
安いビタミンC誘導体入りの化粧水はたいてい持続型ビタミンC誘導体になります。
リン酸型に比べて、着色しにくいという点なのも大きな特徴です。
ただ、イオン化する力が弱いため、イオン導入には使えません。
イオン導入目当てなら、リン酸型ビタミンC誘導体でないと、イオン導入の効果は期待できません。
(リン酸型ビタミンC誘導体は、水中でイオンとなる性質が強いため、導入効果も高くなる)
その一つがフォスフォターゼという酵素。
燐酸エステルを分解する酵素です。
健康診断の血液検査でもアルカリフォスフォターゼ(ALP)の項目がありますが、
こちらは、肝臓から流れ出てくるアルカリフォスフォターゼの量を見ています。
(肝臓が悪くなると、この酵素が流出して数値が高くなります)
このアルカリフォスフォターゼですが、人間の皮膚にもたくさん存在し、
活性を保っています。
この酵素が特に活躍するのが、燐酸型ビタミンC誘導体に対してです。
ビタミンC誘導体は、簡単に酸化しないようビタミンCの一部を変化させており、
この変化を修正して元のビタミンCに戻すのがフォスフォターゼという酵素。
リン酸型ビタミンC誘導体を次々に分解し、ビタミンCへ変えていきます。
フォスフォターゼは特に活性が高く、その分ビタミンCへの転換量が多いため、
この酵素を利用するリン酸型ビタミンC誘導体を即効型ビタミンC誘導体ともいいます。
逆に人間の皮膚にはあまり存在しない酵素を利用するのは、
持続型ビタミンC誘導体と言われ、こちらはビタミンC誘導体に糖をくっつけたタイプになります。
リン酸型に比べて、分解スピードが遅いのが特徴です。
この持続型ビタミンC誘導体ですが、ビタミンCと糖をくっつけるのも酵素で
簡単に出来るため、大量生産されており、店頭販売されている
安いビタミンC誘導体入りの化粧水はたいてい持続型ビタミンC誘導体になります。
リン酸型に比べて、着色しにくいという点なのも大きな特徴です。
ただ、イオン化する力が弱いため、イオン導入には使えません。
イオン導入目当てなら、リン酸型ビタミンC誘導体でないと、イオン導入の効果は期待できません。
(リン酸型ビタミンC誘導体は、水中でイオンとなる性質が強いため、導入効果も高くなる)
shin_chanz at 00:01│Comments(0)│
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