2009年11月23日
糖化してしまった肌を再生するには
一度たんぱく質が糖化すると二度と糖は離れません。
糖化で困るのは、たんぱく質の新陳代謝が低下していくこと。
たんぱく質は、分解されて始めて新しいものに置き換わります。
単純に増えるばかりでは、それは病気と同じ。
古くなった部分が分解されて、そこが新しくならないと意味がありません。
ところが糖化というのは困ったことにたんぱく質を分解する酵素の働きが悪くなるように仕向けます。
そのため、古いたんぱく質がだんだん蓄積され、これが動脈硬化のような問題を引きこしてしまいます。
肌においてもコラーゲンやエラスチンの老化によりハリがだんだん低下していきます。
なお、糖化というのは、10年、20年単位で起こるものなので、緩やかに進みます。
糖化されてもたんぱく質分解酵素が頑張って、たんぱく質を分解し、新しいものと置き換えていくので、徐々に進行して行くというイメージとなります。
この糖化を遅行させるには、糖化したたんぱく質を含めて、たんぱく質の分解を進めて行く必要があります。
化粧品の考え方というのは、主にたんぱく質分解酵素の働きを弱めて、コラーゲン量を増やそうというものが主体となりますので、逆にたんぱく質分解酵素の活力を上げるというのは、コラーゲン量減少につながり変わった考え方かもしれません。
ただ、一方的にコラーゲンが増えるのは、たとえば傷が出来た後に出来るケロイドや傷跡のようなもので、周囲の皮膚に比べてコラーゲンが増産されるため、皮膚に凸凹が生じてしまいます。
肌の美観という観点からは皮膚の凸凹は出来るだけ無い方が好まれるため、コラーゲン合成ばかりでも問題が生じます。
つまり、コラーゲン分解酵素と合成酵素両方の活力を高め、新陳代謝を活発にしていく必要があります。
糖化で困るのは、たんぱく質の新陳代謝が低下していくこと。
たんぱく質は、分解されて始めて新しいものに置き換わります。
単純に増えるばかりでは、それは病気と同じ。
古くなった部分が分解されて、そこが新しくならないと意味がありません。
ところが糖化というのは困ったことにたんぱく質を分解する酵素の働きが悪くなるように仕向けます。
そのため、古いたんぱく質がだんだん蓄積され、これが動脈硬化のような問題を引きこしてしまいます。
肌においてもコラーゲンやエラスチンの老化によりハリがだんだん低下していきます。
なお、糖化というのは、10年、20年単位で起こるものなので、緩やかに進みます。
糖化されてもたんぱく質分解酵素が頑張って、たんぱく質を分解し、新しいものと置き換えていくので、徐々に進行して行くというイメージとなります。
この糖化を遅行させるには、糖化したたんぱく質を含めて、たんぱく質の分解を進めて行く必要があります。
化粧品の考え方というのは、主にたんぱく質分解酵素の働きを弱めて、コラーゲン量を増やそうというものが主体となりますので、逆にたんぱく質分解酵素の活力を上げるというのは、コラーゲン量減少につながり変わった考え方かもしれません。
ただ、一方的にコラーゲンが増えるのは、たとえば傷が出来た後に出来るケロイドや傷跡のようなもので、周囲の皮膚に比べてコラーゲンが増産されるため、皮膚に凸凹が生じてしまいます。
肌の美観という観点からは皮膚の凸凹は出来るだけ無い方が好まれるため、コラーゲン合成ばかりでも問題が生じます。
つまり、コラーゲン分解酵素と合成酵素両方の活力を高め、新陳代謝を活発にしていく必要があります。
shin_chanz at 00:00│Comments(2)│
│老化
この記事へのコメント
1. Posted by ゆう 2009年11月23日 09:42

2. Posted by しんちゃん 2009年11月23日 21:36
ゆうさん、こんにちは
タンパク質の分解酵素自体は、パパイヤやパイナップルに入っています。
たとえば生のパイナップルでゼラチンゼリーを作ろうとすると固まりませんが、それはゼラチン(コラーゲン)を分解してしまうからです。
ただ、これらを食べても残念ながら、胃や腸で酵素は消化され、消えてしまうので食品からの摂取はできません。
タンパク質の分解酵素自体は、パパイヤやパイナップルに入っています。
たとえば生のパイナップルでゼラチンゼリーを作ろうとすると固まりませんが、それはゼラチン(コラーゲン)を分解してしまうからです。
ただ、これらを食べても残念ながら、胃や腸で酵素は消化され、消えてしまうので食品からの摂取はできません。