高脂肪食とやる気・・米のエキス その2

2010年03月22日

米エキス

うちは兼業農家なので、お米を作ります。
しかし、昔と違って米の乾燥等は農協へ任せており、乾燥後はお米は誰のものかわからない米を預けた分だけ帰ってきます。

20年ぐらい前までは自宅で乾燥までやっていました。
田んぼで稲を刈った後、ガスバナーを利用して、乾燥機で乾燥させるのですが、一晩中うるさいし、しかも細かい稲のくずが飛び散り、それが肌に付くと、痒くて痒くて仕方ありませんでした。

今は夜中にそんなことをすると、うるさいと苦情が来ますし、ある程度農協に頼らないと稲作は難しくなっています。
都市近郊の農家は専業で無い限り、似たような感じではないでしょうか。

せいぜい家族と親戚が食べる分しかやっていませんが、米を作っても儲かることはなく、むしろ労務費を考えると恐らくサラリーマンをして、米を買ったほうがマシというもの。

まあ、こんなこと書いて仕方ありませんが、さて、お米を利用した化粧品は色々増えてきています。
米成分の直接的な利用や関節的なもの、様々な種類があります。

ライスパワーエキスのような米の発酵エキスはコーセーが採用し、結構売れました。

これは勇心酒造が開発したもので、保湿効果が売り物です。

最近の酒造メーカーは、お酒ばかり造っているかというと、そうでもなく化粧品の開発も熱心に行っています。

たとえば花王が最近売り出した、メラニンそのもので染毛する男性用染毛剤もメラニンの原料は酒造メーカーが開発したもの。

お酒を造るときに、メラニンができる現象に注目して、もともとはそれを防ぐ目的が、むしろ利用できないかと考えられ、毛染め剤となりました。
今のところ黒しかできないので、黒髪になればそれでいいと思う男性向けのみとなっています。


shin_chanz at 00:00│Comments(0) 植物の知識 

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