日焼け止めの害セルコスメ・・

2010年04月28日

皮膚学会に行ってきました

久しぶりに皮膚学会へ行ってきました。
10年前はサイトで希望される方と行ったこともあります。
あの当時は、京都の国際会議場でやっていて、企業の出店もごくわずかに限られていました。

ところが、昨今は化粧品会社の展示会場のようになっていて、大手はもとより外資系から小さなメーカーまで、非常に多くの出展企業で賑わっていました。

百貨店の化粧品売り場より、はるかに多いような感じで、スキンケアから光線療法までいろいろな業者がひしめいています。

皮膚科の先生で有名な企業は100万個以上のクリームを売っていますし、その販売力は侮れません。(もちろん、多くの皮膚科で化粧品を販売されていますが、かなり苦戦しているのは否めません)

セミナーも化粧品に関していろいろ開かれています。
10年前には化粧品会社の発表というのは、資生堂と提携している大学の先生ぐらいでしたが、今はいろんな企業が行っています。
その中でトレンドは、ペプチド原料でしょうか。

結局、肌に効く効果のあるものは、ビタミン系かホルモン系、そしてペプチドのような気がします。

ペプチドはたんぱく質の小さなものですが、細胞はたんぱく質をやり取りすることで、情報伝達を行っています。

メラニンを作れとか、作らなくていいなどの指令を細胞同士が行い、その主体となるのがたんぱく質やホルモンです。

たとえば脳の中でもメラニンを作れという指令を出すこともありますが、それはMSHというペプチド成分です。アミノ酸がいくつか連なり、それが細胞に届くとメラニンを作り始めます。

植物エキスの中には、このMSHが細胞に届かないよう邪魔をするものがあり、美白剤にも応用されています。

ペプチドは、ビタミンC誘導体と一緒にイオン導入可能ですし、なかなか面白いのではないかと思います。(トゥヴェールのアクアナノライズジェルなどはペプチド系コスメの代表例だと思います)

shin_chanz at 00:01│Comments(2) プライベート 

この記事へのコメント

1. Posted by アイノティー   2010年04月30日 06:29
しんちゃんさん、こんにちは。

今回の記事を拝見し、思わず「アクアナノライズジェル チェックしなければ!」と、いそいそしているところです。

こちらのジェルで、パルミトイルトリペプチド−5 がそれに当たると思うのですが、
トゥヴェールのサイトで
 お勧めの美容成分→ペプチド で探しましたら、色々なペプチドがでてきました。

どれを選んでも、美白効果はあるのでしょうか。

また、ペプチドは、朝と夜、どちらが効果的ですか?
2. Posted by しんちゃん   2010年04月30日 21:40
アイノティーさん、こんにちは

ペプチドはかなり増えています。
100種類以上は化粧品原料として登録があったかと。
ただ、その中でも効果が高いのは限られるので、ペプチドだったらいいというわけではありません。

ペプチドは基本的にはコラーゲン合成やシワ対策がメインとなります。
美白ペプチドもありますが、期待するほどの効果は無く、ビタミンC誘導体や植物エキスなどで間に合うのではないかと思います。

なお、ペプチドは特に朝晩選びませんが、肌がリラックスしている夜は肌へ与えたいと思います。


> しんちゃんさん、こんにちは。
>
> 今回の記事を拝見し、思わず「アクアナノライズジェル チェックしなければ!」と、いそいそしているところです。
>
> こちらのジェルで、パルミトイルトリペプチド−5 がそれに当たると思うのですが、
> トゥヴェールのサイトで
>  お勧めの美容成分→ペプチド で探しましたら、色々なペプチドがでてきました。
>
> どれを選んでも、美白効果はあるのでしょうか。
>
> また、ペプチドは、朝と夜、どちらが効果的ですか?

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
日焼け止めの害セルコスメ・・