2010年06月02日
エネルギーの燃焼 その2
エネルギーの燃焼とは酸素と糖が最終的にくっつくこと。
酸化の過程で出てくるエネルギーと熱を生体はうまく利用しています。
ただ、脂肪酸や糖を燃やすと炭酸ガスと水ができるのですが、炭酸はご存知のとおり酸性のガス。
水に溶けると酸性となります。水に炭酸ガスが溶けている状態はちょうどサイダーやコーラの形となっています。
活動すればするほど、炭酸ガスは血液に溶け込んでいき、血液は酸性に傾いていきます。
何かで中和しないと血液は中性を保てません。
どうやって炭酸ガスを中和しているのでしょうか。
それともうひとつ。
肺では炭酸ガスを放出し、酸素を受け取ります。
すると今まで酸性の炭酸ガスを中性に抑えていた血液は、炭酸ガスを離すと同時にアルカリ性に傾く可能性があります。
要するに人間の組織は場所が違えば、一方では炭酸ガスが溶け込んで、酸性に傾かせようとし、肺では逆に酸性のガスが抜けてアルカリに傾けようとしています。
ただ、血液のpHはいつも中性で一定に保たれ、アルカリや酸には病気にならない限り傾きません。
血液の流れる血管の距離は約10万キロ。毛細血管を含めての距離ですが、地球2周分にも相当するこの血管内では一定のpHに保つ仕組みがとられています。
そもそも10万キロもあれば、どこかでpHは変化してそうですが、それがある程度の範囲内に収まっています。
血液を酸性に傾けるのは、炭酸ガスだけではなく、食事由来のリン酸や硫酸などがあります。
硫酸と聞くとそんなもの出来るはずないと思いそうですが、硫酸が糖などにくっついているものがいくつかあって、それが酵素で糖から切り離されると硫酸が出来、血液を酸性に傾けようとします。
(たとえば、ゼリーに使われる増粘多糖類(液をゲルにする)ですが、こちらに良く使われるカラギーナンなどは硫酸エステルの代表例です。)
酸化の過程で出てくるエネルギーと熱を生体はうまく利用しています。
ただ、脂肪酸や糖を燃やすと炭酸ガスと水ができるのですが、炭酸はご存知のとおり酸性のガス。
水に溶けると酸性となります。水に炭酸ガスが溶けている状態はちょうどサイダーやコーラの形となっています。
活動すればするほど、炭酸ガスは血液に溶け込んでいき、血液は酸性に傾いていきます。
何かで中和しないと血液は中性を保てません。
どうやって炭酸ガスを中和しているのでしょうか。
それともうひとつ。
肺では炭酸ガスを放出し、酸素を受け取ります。
すると今まで酸性の炭酸ガスを中性に抑えていた血液は、炭酸ガスを離すと同時にアルカリ性に傾く可能性があります。
要するに人間の組織は場所が違えば、一方では炭酸ガスが溶け込んで、酸性に傾かせようとし、肺では逆に酸性のガスが抜けてアルカリに傾けようとしています。
ただ、血液のpHはいつも中性で一定に保たれ、アルカリや酸には病気にならない限り傾きません。
血液の流れる血管の距離は約10万キロ。毛細血管を含めての距離ですが、地球2周分にも相当するこの血管内では一定のpHに保つ仕組みがとられています。
そもそも10万キロもあれば、どこかでpHは変化してそうですが、それがある程度の範囲内に収まっています。
血液を酸性に傾けるのは、炭酸ガスだけではなく、食事由来のリン酸や硫酸などがあります。
硫酸と聞くとそんなもの出来るはずないと思いそうですが、硫酸が糖などにくっついているものがいくつかあって、それが酵素で糖から切り離されると硫酸が出来、血液を酸性に傾けようとします。
(たとえば、ゼリーに使われる増粘多糖類(液をゲルにする)ですが、こちらに良く使われるカラギーナンなどは硫酸エステルの代表例です。)
shin_chanz at 00:00│Comments(0)│
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