体の形まで変える脂肪分解剤日焼け止めの開発 その2

2010年06月28日

日焼け止めの開発

日焼け止めは一旦諦めかけていましたが、色々情報をいただきありがとうございました。

他社品は参考にしたいと思います。
色々情報をいただくなかで、様々な商品があるんだなと再認識した次第です。

ケミカル系はたくさんあるため、今考えているのはノンケミ系である程度使えるものです。

ただ、高いSPFのものはどうかと考えています。

パウダー系の日焼け止めでもSPF50というものがありますが、結局はナノ酸化チタンをどれだけ多く入れるかに尽きます。

ナノ酸化チタンが良いか悪いかではなく、高SPFになればなるほど、ナノ酸化チタンもしくはナノ酸化亜鉛の配合量をどうするかでSPFを設計することができます。

原料メーカーのサイトなどでも、ナノ酸化チタンを何パーセント配合すればSPFがどれだけになりますよという資料が載せられていたり、またくれたりします。

まあ、こうした情報提供は当たり前といえば、当たり前。
SPF50にするためにはどれだけの酸化チタンを配合しないといけないか事前にわからなければ、処方の組みようがありませんから。

ちなみにナノでない酸化チタンになるとSPF20くらいが限界と見ています。
ナノでない酸化チタンは絵の具の白色そのものです。
カバー力がある反面、舞妓さんのような不自然な肌色になります。
明らかに何か塗っているような、というのが良くわかります。
また、正面からはそれほどでも側面から見たときに不自然さが出てしまうとか、ナノでない酸化チタン、顔料サイズのものはそうした問題があるため、あまり高配合することはできません。

また、以前も書きましたが顔料サイズはとにかく隙間が多く、紫外線防御力も落ちてしまいます。
粒子が大きいと大きい日傘のように紫外線をカットしてくれるかというと逆になります。

shin_chanz at 00:00│Comments(0) 日焼け止め 

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