吸着型ヒアルロン酸 その2ミネラルパウダリーファンデーションを発売します。

2010年11月05日

吸着型ヒアルロン酸 その3

吸着型ヒアルロン酸は、プラスのイオンとなっています。
ただ、分子は、通常のヒアルロン酸に比べて小さいため、マイナスのイオンとなる他の成分と混ぜても問題はありません。

たとえば、ビタミンC誘導体や植物エキス、アミノ酸などはマイナスのイオンとなるため、プラスのイオンとなる成分とは相性が悪いこともあります。

しかし、これらと混ぜても吸着型ヒアルロン酸は問題ありません。
もちろん通常のヒアルロン酸もマイナスイオンとなりますが、吸着型ヒアルロン酸と混ぜ合わせても特に沈殿などが生じることもなく、使用することができます。

この吸着型ヒアルロン酸ですが、同じようなもので、スーパーヒアルロン酸というものがあります。

資生堂が開発したもので、酢酸をヒアルロン酸にくっつけており、肌への吸着性が高まっているものです。

このスーパーヒアルロン酸も吸着型ヒアルロン酸とも言えなくはないのですが、電気的にくっつくわけではありませんので、水で洗い流せば落ちてしまいます。

普通のヒアルロン酸よりは肌へ吸着されやすいですが、今回の吸着型ヒアルロン酸に比べると水でも流れ落ちにくく、継続的な保湿ということからすれば、吸着型ヒアルロン酸に軍配が上がるでしょう。

なお、スーパーヒアルロン酸も吸着型ヒアルロン酸同様に水溶液にするとサラサラという欠点があり、トロミが濃厚なヒアルロン酸に比べると、固形分としての濃度は同じ筈なのに、シャバシャバしている分、薄いように感じられます。

この点だけはどうしても改良できないようです。

日本では乳酸菌によるヒアルロン酸もしくは動物から抽出したものしかありませんが、海外ではヒトの細胞由来のものもあり、今後様々なヒアルロン酸が出てくるものと思います。

shin_chanz at 00:01│Comments(0) 化粧品 

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