「化粧品作り その2」 美容愛好家Mさん ホルモンの分泌を促すもの

2011年02月27日

香りの効果 色々

香りの精神的作用は様々です。

グレープフルーツのように食欲を抑制させるものもあれば、ジャスミンやイランイランのように気分を高揚させるものも。

ラベンダーやカモミール、リナロールは沈静作用持ちます。

ストレスに対して効くといわれるのが、ペパーミントやレモン、ラベンダーやべレリアンの香りです。

これらは科学的なエビデンスを持ち、心拍変動や副腎皮質ホルモン濃度の変動を調査することで、その効果が証明されています。

また、アメリカの化粧品や日本でも一部の化粧品に男性ホルモンであるDHEAが添加されていることがあります。
男性ホルモンの老化防止作用に注目して、化粧品に配合されるケースが増えてきているのですが、ローズなどの沈静系の香りを使うことで、この男性ホルモンが増えることがわかっています。

ムダ毛が増えるのかどうかは、わかりませんが、DHEAは抗ストレス作用を持ち、それなりに面白い効果を持ちます。
男性にとっては、前立腺がんの増殖を促進させるホルモンでありますが、サプリメントとして精力増強を信じて飲む人が多いようです。

女性においては、ダイエットに効くとか、ちょっと言いすぎな面もありますが、通販で気軽に買えるホルモンということで、飲む方も多いようです。
(若い方は生理不順になるおそれがあります)

無理に外部から摂る事でいきなり男性ホルモン量を増やすこともできますが、香りの場合は、内分泌系に異常をきたさず、自然にホルモン量を増やすというメリットがあります。

体に負担をかけず、できるだけ自然な状態で毎日ストレスに対応できるという点で、香りを日常に生活に取り込んでいくのは、面白いと思います。

shin_chanz at 20:49│Comments(2) 化粧品原料 

この記事へのコメント

1. Posted by えにぃ   2011年02月27日 23:50
しんちゃんさん、こんにちは

精油でスィートオレンジは食欲を増加させるらしい
と聞いて食欲が無い時にディフューザーで炊いてました。

結果、なんとなくお腹減るかも?くらいでしたが
夜に嗅ぐとお腹が減って寝れなくなるので効いてるんだと思います(笑)
2. Posted by しんちゃん   2011年02月28日 23:07
えにぃさん、こんにちは

食欲を増加と考えると結構大変ですが、視界にできるだけ食べ物を置くようにしておけばよいですよ。ついつい手が出るという感じが良いと思います。

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