男性ホルモンの分泌男性ホルモンの分泌 その3

2011年03月08日

男性ホルモンの分泌 その2

金融トレーダーの唾から男性ホルモン量を調べた結果、ホルモン量が多い日は儲けも大きかったということからホルモンの社会的な影響も注目されています。

今までは、筋肉や骨を作る程度の認識でしたが、血管を若返られせたり、認知機能にも作用しています。

動脈硬化予防や細胞のがん化を防いだりと、精神活動以外の知見も色々得られています。

ちなみに男性ホルモンは指の長さにも関係するといわれています。

薬指が長いと男性ホルモン量が多く、人差し指が薬指より長ければ言語能力が発達していると言われます。
男性のほとんどは、薬指が長いのですが、女性でも薬指が長い方は、男性社会に溶け込んでビジネス能力も高い可能性があります。

男性ホルモンは、冒険的な行動を起こさせるホルモンですが、女性ホルモンはコミュニケーションのホルモンと呼ばれています。

男性に比べて、言語能力が発達していて、コミュニケーション能力に優れています。
男性は言葉では女性にかないませんが、ホルモンの差が影響しているものと思われます。

さて、男性ホルモンの社会的影響ですが、男性ホルモン量がある一定量より減ると死亡率が33%ほど高くなるとか、メタボになる確立が3倍も高くなるなど様々な影響があります。
65歳以上の高齢男性に男性ホルモンの補充療法を行うと、体脂肪率が減り、筋肉量が増えたという結果もあり、欧米ではメタボの原因が男性ホルモンの減少によるものと考えられるようになっています。

この重要な役割を持つ男性ホルモンですが、ストレスがあると分泌は低くなります。
サラリーマンの唾液を調査すると40〜50代のサラリーマンの男性ホルモン量が60代の人より少ないという結果もあり、ストレスによって脳の視床下部からの分泌が抑えられ、結果として、少なくなった男性ホルモンにより動脈硬化やメタボなど悪い方向へ中年男性を進めてしまいます。

shin_chanz at 20:34│Comments(0) 細胞機能 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
男性ホルモンの分泌男性ホルモンの分泌 その3