地震による影響メイク効果

2011年04月05日

ストレスチェッカー

さて、ありそうで、なかなか出てこないのがストレスチェッカー。
唾液のアミラーゼを測定するものが実用化されていますが、25000円もするので、個人向きではありません。

唾液にはストレスを感じると副腎皮質ホルモンが分泌され、この量はかなり密接かつ鋭敏にストレスを反映するため、副腎皮質ホルモン量を測定することで、具体的なストレス負荷について知ることができます。

色々なリラックス法があり、「本当にリラックスしているのか」という問いかけに対して科学的に検証する方法として、唾液中の副腎皮質ホルモン量を測定しています。

エステのマッサージ効果や入浴効果など、精神の緊張を解き解す様々な療法についての効果検証の際に利用されているのですが、これがたとえばワンコインで手軽に測れるようになれば、結構便利じゃないかなと思っています。

ストレス量を知っても、対処法を知らなければストレスが増えそうですが、散歩や軽い運動での気分転換によってもストレスを減らすことが出来、ショッピングやグルメなど、何もお金を使わずとも対処する方法はいろいろあります。

前の会社ではストレスで会社が原因で、うつ病となり、会社を辞めた若手社員もいました。東北大学の大学院にまで行きながら就職した会社なのに、研究職の精神的重圧のせいか、ストレスが重なり気が付いたときには、重度のうつ状態で、出社拒否に始まり、一定期間の休職の後、会社側は業務負担のない部署への配置転換を行っても好転せず退社という運命を辿りました。

ストレスは軽く見ると、生活を破綻させる要因となりますし、かといって現代社会で生きる限りは大なり小なりストレスを受けるのが常で、避けることはできません。

尿中のホルモン量を測定する妊娠チェッカーがあるのですから、唾液中のステロイドホルモンの測定が気軽に出来るのなら良いと思います。
案外、自分が一番自分のことを知っていると思いそうですが、実際はそうでない人も多く、後戻りが難しくなってから気づくことも多いかと思います。

客観的にコントロールするためにも、手軽にストレス度をチェックできるのが良いと思います。


shin_chanz at 21:15│Comments(0) 細胞機能 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
地震による影響メイク効果