2011年03月29日
化粧品の水の問題
さて、予想以上に放射能が飛び散って水への汚染が心配されています。
化粧品についても影響がありそうですが、いくつかの点で安全策が取られています。
まず、化粧品に使われる水というのは、イオンなどをほぼゼロに近い水を使用して作ることが多いです。
水の管理はどこも昔から頭を悩ませているところですが、化粧品の成分はカルシウムやマグネシウムなどのイオンが入っていると、品質上のトラブルが起きることが多く、水からイオンを抜いています。
このイオンを抜くときに放射性物質もかなり除去されますし、医薬品に使う水のレベルなら、ゼロにまで除去することも可能です。
原子力発電設備では冷却水浄化用には放射性元素のイオンを抜く装置を使っていて、つまり、似たような設備が化粧品メーカーに備わっているとお考えください。
少なくとも医薬部外品を作れる工場にはあります。
ただし、ネット販売の化粧品には化粧品しか作れない工場で作られたものが多いです。医薬部外品を作れないということは、良い化粧品を作るために投資しないというということを明確にしていますので、そういう企業のものは危険かもしれません。
まあ、そういうところに限って価格が高いので、商品代からは判断できません。
なお、アロマの芳香蒸留水についても原理的には、一度水を沸騰させて放射性物質と分離させますので、放射性物質はゼロとなります。
食品についても清涼飲料水についてもイオンを除去することが多いので、案外放射性物質は除去されているものと思われます。
放射性物質の除去で一番安いのはゼオライトで、粉末の合成洗剤には必ず使われている成分です。
こちらは水に溶けている金属を集めて、水の軟水化を行いますが、チェルノブイリの事故では大量のゼオライトを汚染土壌に投入して、放射性物質の吸着を行ったという実績があります。
ゼオライトは天然もの、合成ものがありますが、イオンの補足に優れているのは、合成ゼオライトです。
皮膚は放射線からの被曝に強いとされていますが子供用の衣料等はゼオライトを配合した粉末の合成洗剤(大手の安い粉末洗剤)を使われることをお勧めします。
(すべての放射性物質をゼオライトは吸着できませんが、いくつかの放射性物質は吸着可能です)
また、健康食品でゼオライトが体内被曝対策に売られていますが、ゼオライトは体内に吸収されるわけではなく、他のイオンが豊富ならその交換効果も弱まりますので、効果には疑問があります。
ちなみに食品製造用時の水処理用として、食品添加物グレードのゼオライトがありますが、かなり安価で売られています。
(ただし、ゼオライトの長期摂取については安全性に問題があるということで、昨年にはゼオライトの健康食品メーカーに行政指導が行われています。)
化粧品についても影響がありそうですが、いくつかの点で安全策が取られています。
まず、化粧品に使われる水というのは、イオンなどをほぼゼロに近い水を使用して作ることが多いです。
水の管理はどこも昔から頭を悩ませているところですが、化粧品の成分はカルシウムやマグネシウムなどのイオンが入っていると、品質上のトラブルが起きることが多く、水からイオンを抜いています。
このイオンを抜くときに放射性物質もかなり除去されますし、医薬品に使う水のレベルなら、ゼロにまで除去することも可能です。
原子力発電設備では冷却水浄化用には放射性元素のイオンを抜く装置を使っていて、つまり、似たような設備が化粧品メーカーに備わっているとお考えください。
少なくとも医薬部外品を作れる工場にはあります。
ただし、ネット販売の化粧品には化粧品しか作れない工場で作られたものが多いです。医薬部外品を作れないということは、良い化粧品を作るために投資しないというということを明確にしていますので、そういう企業のものは危険かもしれません。
まあ、そういうところに限って価格が高いので、商品代からは判断できません。
なお、アロマの芳香蒸留水についても原理的には、一度水を沸騰させて放射性物質と分離させますので、放射性物質はゼロとなります。
食品についても清涼飲料水についてもイオンを除去することが多いので、案外放射性物質は除去されているものと思われます。
放射性物質の除去で一番安いのはゼオライトで、粉末の合成洗剤には必ず使われている成分です。
こちらは水に溶けている金属を集めて、水の軟水化を行いますが、チェルノブイリの事故では大量のゼオライトを汚染土壌に投入して、放射性物質の吸着を行ったという実績があります。
ゼオライトは天然もの、合成ものがありますが、イオンの補足に優れているのは、合成ゼオライトです。
皮膚は放射線からの被曝に強いとされていますが子供用の衣料等はゼオライトを配合した粉末の合成洗剤(大手の安い粉末洗剤)を使われることをお勧めします。
(すべての放射性物質をゼオライトは吸着できませんが、いくつかの放射性物質は吸着可能です)
また、健康食品でゼオライトが体内被曝対策に売られていますが、ゼオライトは体内に吸収されるわけではなく、他のイオンが豊富ならその交換効果も弱まりますので、効果には疑問があります。
ちなみに食品製造用時の水処理用として、食品添加物グレードのゼオライトがありますが、かなり安価で売られています。
(ただし、ゼオライトの長期摂取については安全性に問題があるということで、昨年にはゼオライトの健康食品メーカーに行政指導が行われています。)
shin_chanz at 20:18│Comments(0)│
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