梅雨どきの髪のお手入れ その3炎症と老化 その1

2011年07月03日

安物LEDに注意

電力不足から節電できるLED電球が白熱電球を上回ったとの新聞報道がありました。

消費電力が少なくて、なおかつ寿命も長い。
価格は高いものの、寿命の長さでその初期コストはカバーできます。
節約志向も相まってLED電球の普及が急速に進んでいます。
電球メーカー以外からもLED電球が発売されて、コストが急激に低下していますが、ここにきて問題が出るようになりました。

それはLEDの青色問題。

以前からLEDの青色が目を刺激しすぎて、目の疲れを促進するといわれてきましたが、この青色の光を夜間に浴びすぎると睡眠や生体リズムに悪影響を及ぼすことが指摘され始めています。

これは、目の網膜には青色のような短い光だと敏感に反応する特性がある上、網膜には存在するメラトニンの生成を抑制する受容体を刺激するためです。
メラトニンは、睡眠や覚醒を制御する成分であり、このメラトニンの分泌量が変化するために、睡眠リズムがおかしくなっていきます。

だからといって、青色の光だけ気をつけるのではありません。
白色LED電球は様々な色の光から成り立っており、このうち特に青色の特性が高いLED電球には注意が必要なのです。
赤や緑などに色に比べて青色LEDは輝度が高く、明るく輝かせるために安いLED電球には安易に用いられる傾向があります。

価格だけに目を奪われると、LEDの問題点を解決できていない電球を選ぶ可能性があり、ここはしっかりと研究され、LEDの問題点をある程度クリアにしたものを選ぶ必要があります。

選択が面倒なら蛍光灯の方がはるかに問題は少なく、美容に悪影響を及ぼさないとお考え下さい。

shin_chanz at 20:27│Comments(0) 病気 

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