便秘と肌荒れオーガニック保湿剤

2011年08月04日

便秘と肌荒れ その2

100年前ヨーグルトがロシアの生物学者によって、不老長寿説が唱えらました。
腸内の悪玉菌が作る有害物質が老化の源で、ヨーグルトを食べることで腸内を清浄化するというもの。

この学説と共にヨーグルトは一気に広まり、日本でも多くの人が毎日食しているのはご存知の通り。

整腸作用だけでなく、免疫賦活作用などの生理的効果も確認されており、大腸内には400種類の微生物が存在していますが、善玉菌として人の役に立つよう働きかけています。

便秘になると問題は、タンパク質が原因のクレゾールやアンモニア、スカトールといった腸内腐敗産物が多くなるということ。
臭いの原因ですが、これらは大腸から血中へと吸収される場合もあります。

便秘でなくても腸から体内へ吸収されますが、便秘になると正常な排便である人に対して2割ほど有害物質の量が増えます。

これらは肝臓に負担をかけますし、また、肝臓で解毒されるどころか逆に毒性が高くなる物質に変わることもあります。
インドキシル硫酸が代表例ですが、腸内腐敗物が血液に取り込まれた後、肝臓で硫酸化され、インドキシル硫酸へとなります。
インドキシル硫酸は尿毒症の原因物質でもあり、こんなものは少ないに越したことはありません。

これらは悪玉菌が作るため、量を減らすには善玉菌の割合を増やすのが一番。
また、腸運動を活発にして便の滞留時間を短くするのも考えなければなりません。

善玉菌を増やすにしても食物繊維を多めにとるにも基本は食事内容の改善。

とりあえずは、ヨーグルトが結果が出やすく入手も楽でしょう。特定健康保健食品のマークがついているものなら、腸内で腐敗物を減らして、善玉菌を増やすことが認められています。

ヨーグルトの善玉菌は、今まで同じ仲間しかいなかった環境から突然悪玉菌が猛威を振るう場所に送り込まれるだけでなく、食料も不足している中で戦わなければなりません。

劣悪な環境にも耐えうるタフさが無くてはならず、ヨーグルトによっては、「ヒトから採取」を売り物にするものもあります。

便秘と肌荒れの関係は、今のところ便秘になれば肌荒れすることが増えるという単純なことしかわかっていません。
腸内腐敗産物が血液に流れ込みそれが皮膚へ運ばれて、悪影響を及ぼしている可能性もありますが、どの物質がどの程度まで影響しているかはわかっていません。
ただ、腸内で善玉菌が増えると肌荒れも減る傾向にあることから、何かの腸内腐敗産物が影響しているのは確かのようです。


shin_chanz at 20:12│Comments(3) 高機能健康食品 

この記事へのコメント

1. Posted by ゆか   2011年08月06日 07:50
おはようございます。いつも為になる情報を有難うございます!

近々、トゥヴェールのアミノ酸エッセンス・ディープトリートメントオイル・吸着型ヒアルロン酸原液HR-Zを購入予定なのですが、開封後の消費期限はどのくらいでしょうか?
3つともコスパが良さそうなので、質問させて頂きました。
また、吸着型ヒアルロン酸原液HR-Zを肌に使用する場合、化粧水に混ぜても別にして単品でつけても、効果に違いはないでしょうか?

お時間のある時にでも、お返事頂ければ嬉しいです。
宜しくお願い致しますm(__)m
2. Posted by しんちゃん   2011年08月08日 22:02
ゆかさん、こんにちは

アミノ酸エッセンスは1年、ディープトリートメントオイルは開封後7ヶ月、
吸着型ヒアルロン酸原液HR−Zは6ヶ月になります。

なお、HR−Zは化粧水に混ぜても単品でも良いです。効果に差はありません。
単品の方が使いやすいと思います。
3. Posted by ゆか   2011年08月10日 11:43
お返事有難うございます。

1年/7ヶ月/6ヶ月ですね。
吸着型ヒアルロン酸原液HR-Zは、アドバイス通り、化粧水後に単品で使ってみます(^^)

どうも有難うございました!もう今から使うのが楽しみです。

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