敏感肌 その2敏感肌 その4

2011年08月14日

敏感肌 その3

敏感肌改善のセラミドは、ヒト型セラミド、植物性セラミドなど色々あります。

植物性セラミドは、水溶性であるのが、特徴です。
植物性セラミドの多くはセラミドに糖が付いたタイプで、純粋なセラミドとは若干違います。
純粋なセラミドだと水にも油にも溶けないため、それでは植物の体内で詰まってしまう恐れもあり、水溶性のセラミドでは具合が悪いのでしょう。

ユズやコンニャク、コムギなどに含まれていて、商業的にはユズとコンニャクが最も利用されているのではないでしょうか。

水溶性であるため、使い勝手がいいのが特徴。
ただ、弱点もあって流れやすいのが問題です。
ここは痛し痒しというところでしょうか。

しかし、セラミド原液の多くは、使い勝手の良い植物性セラミドが主体となります。

合成セラミドも植物セラミド同様に数多くの化粧品に使われています。
花王や味の素がそれぞれ出していますが、ヒト型セラミドと似たような働きをするのが特徴です。

敏感肌向け化粧品の中には、この合成セラミドを主体としているものも多くあります。
花王のキュレルが一番有名ですが、他にも赤ちゃん向けの化粧品には味の素の合成セラミドが使われています。

なお、合成セラミドを浸透させるには粒子を小さくさせるナノ化が有効です。
ナノ化技術も色々ありますが、卵黄や大豆に含まれるレシチンを使用するのが一般的。
レシチンでナノ化すると人間の細胞膜と同一であるため、肌への浸透性や貯留性が向上するのが特徴です。
より肌の中に留まりやすくなるため、効果も向上します。


shin_chanz at 20:16│Comments(0) 化粧品 

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