ステムセル美容 その1薬用ホワイトニングローション

2011年09月08日

ステムセル美容 その2

幹細胞は動物だけではなく、植物にも存在しています。

植物も幹細胞から成り立っていますが、このうち特別な果実、たとえば4ヶ月放置しても腐らないリンゴ(ウットウィラースパットラウバーという世界で20本しかない)から採取した幹細胞を培養したエキスなどもあります。

植物の幹細胞由来なので、ヒトの幹細胞の代替になることはありませんが、細胞の寿命延長効果などがあるようです。

細胞の寿命延長というのは、古くからあるもので、生薬エキスやビタミンC誘導体などもそういう効果はありますが、やはり世界で20本しかなく、放置してもしわが出来ないリンゴというのは、かなり訴求力あるようです。
海外でも腐らない奇跡のリンゴ細胞エキスは、受けているとか。

今までは植物の葉や根っこ、花などの部位から抽出したものが植物エキスのメインでこれからもそうなると思いますが、同じ果実でも大量に栽培されたものとは違う「希少品種」の幹細胞から抽出したエキスというのは、「幹細胞」が一般的になっていくのなら、今後一定割合で増えていくのかなと考えています。

細胞培養は、農薬不要で幹細胞を養うだけの栄養分だけで済み、省資源でエキスを取り出すことが可能。効率のよい生産方法です。

今のところ、リンゴとブドウ、アルペンローゼが商品化されています。
成分表示はリンゴ果実培養細胞エキスのように培養細胞と名前が入るのが特徴。

EGFなどの成長因子は、ヒト遺伝子組み込み大腸菌などで製造されるため、純植物主義の方は使いませんが、動物の細胞使わずに、話題の幹細胞を使うということで、植物主義の方にも訴求できます。

shin_chanz at 20:12│Comments(0) 化粧品原料 

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