薬用ホワイトニングローション高濃度ビタミンC配合化粧品

2011年09月13日

薬用ホワイトニングローション その2

APPS(アプレシエ)の弱点は、「公的には美白効果が認められてない」ことでしょうか。

浸透力が高くて、コラーゲン合成能力高い。
ただ、総合的に判断すると、厚生労働省から見ればまだまだ美白効果を認めるまでには至ってはいません。

APPSも改良されて、美白効果が高いものができるかもしれませんが、現時点では特にそのような傾向は無く、その効果は認められません。

そのため、化粧品メーカーでも大手はAPPSの採用には至っていません。
やはり薬用化粧品の有効成分になれないと、採用するメリットが弱いからでしょうか。

高濃度ビタミンC誘導体での薬用許可というのは、APPSの不振もあって、6%以上であっても、データさえあれば厚生労働省は認めています。

以前は5%以上だと、厚生労働省が薬用と認めないから仕方なく化粧品として売っているということを言えたのですが、今はきっちりとした効果がでる配合なら薬用と認めるという方針になっているため、そのような言い訳ができなくなりました。

意外と化粧品を作る工場というのは、厚生労働省の定める衛生基準に達していなくて、薬用化粧品を作ることが出来ない工場がたくさんあります。

とくにネット中心で販売されている化粧品にはそのような工場で作られた化粧品が多く見受けられます。
たとえ「効く配合処方」であっても、工場に衛生面や機器面、管理面、人的資源など様々な問題があるため、そのような工場では薬用化粧品を作らせないのが、厚生労働省の方針です。

大手の工場では当たり前に薬用化粧品は作られますが、小さなメーカーで薬用化粧品を作るのは結構大変です。
高濃度ビタミンC誘導体化粧品で値段が高いのに化粧品扱いのものが多いのは、工場の衛生面で問題があって、作りたいけど行政が許可しないという問題もあります。

shin_chanz at 20:57│Comments(0) 化粧品 

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