2011年10月04日
フェニルエチルレゾルシノール
ハイドロキノンの2100倍、コウジ酸の2400倍、アルブチンの8000倍といわれる成分。
試験管内でのメラニンを作るチロシナーゼ酵素の抑制力の比較のため、それがそのまま肌実感できるわけではありません。
ただ、酵素の抑制力が高いことには越したことはありません。
この成分はちなみに完全な自然由来ではなく、合成成分となります。
分類的にはポリフェノールですが、チロシナーゼ酵素の阻害率が一番高いものはどれだろうかと試行錯誤の上に見いだされました。
元は天然に存在するポリフェノールを参考にしています。
天然のポリフェノールというのは、ものすごい種類の数があって、それをひとつひとつ調べていくのは不可能です。
たとえば、天然から抽出するのだったら、ある程度経済的に高くない原料が前提となります。しかも、一度収穫するとしばらく生えてこないのなら、環境的に倫理的にも問題でしょう。
再生可能な原料から抽出されたポリフェノールを調査した上で、この成分が見つかりました。
天然にはチロシナーゼ酵素の阻害率が非常に高いものがあってもすぐに酸化して安定でないものは多く存在します。
また、毒性が強くてもダメで、安全性と毒性とのバランスが必要になります。
ちなみにこの成分はポーラのルシノールの親戚に当たる成分です。
親戚というよりもっと近い兄弟と言ったほうがよいかもしれません。
ルシノールも合成ポリフェノールで、繊維で有名なクラレが作っています。
フェニルエチルレゾルシノールは、クラレやポーラが出願している特許にひっかからないようにうまく作られた美白成分とも言えます。
試験管内でのメラニンを作るチロシナーゼ酵素の抑制力の比較のため、それがそのまま肌実感できるわけではありません。
ただ、酵素の抑制力が高いことには越したことはありません。
この成分はちなみに完全な自然由来ではなく、合成成分となります。
分類的にはポリフェノールですが、チロシナーゼ酵素の阻害率が一番高いものはどれだろうかと試行錯誤の上に見いだされました。
元は天然に存在するポリフェノールを参考にしています。
天然のポリフェノールというのは、ものすごい種類の数があって、それをひとつひとつ調べていくのは不可能です。
たとえば、天然から抽出するのだったら、ある程度経済的に高くない原料が前提となります。しかも、一度収穫するとしばらく生えてこないのなら、環境的に倫理的にも問題でしょう。
再生可能な原料から抽出されたポリフェノールを調査した上で、この成分が見つかりました。
天然にはチロシナーゼ酵素の阻害率が非常に高いものがあってもすぐに酸化して安定でないものは多く存在します。
また、毒性が強くてもダメで、安全性と毒性とのバランスが必要になります。
ちなみにこの成分はポーラのルシノールの親戚に当たる成分です。
親戚というよりもっと近い兄弟と言ったほうがよいかもしれません。
ルシノールも合成ポリフェノールで、繊維で有名なクラレが作っています。
フェニルエチルレゾルシノールは、クラレやポーラが出願している特許にひっかからないようにうまく作られた美白成分とも言えます。
shin_chanz at 20:29│Comments(0)│
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