お手入れの快適感お手入れの快適感 その3

2011年10月16日

お手入れの快適感 その2

最近は、無香料の化粧品も増えていますが、やはり香りは重要で、どういう香りならどういう場面が想起されるのかという研究が進んでいます。

やはりポジティブな印象を与える香りというのは、製品の売上げには欠かせません。

化粧品の香りというと、原料臭を抑えるために配合しているなどのイメージもあり、どちらかというとトイレの芳香剤のような匂いで臭気を抑えるというネガティブな印象を持つ方も少なくありません。

ただ、そういった目的で配合する香りもあれば、洗顔や効果を実感させやすくするために配合したり、香りの効果自体、たとえばスリミングなどを期待して配合することもあります。

香りは嗅覚を大いに刺激し、快感を引き出す効果もあります。

どの場面で快適感を感じるのは、人によって変わります。

シャワーや排泄、脱衣、眠り、飲食や洗顔、天気に快適感を感じるのならやすらぎや癒し型です。
爽快感や開放感などの感情を重視するタイプです。

景色、温泉、豪華料理、旅行に快適感を感じるのなら満足型。
満足感や開放感、活気などの感情を重視するタイプ。

親切、家族、マッサージ、恋愛、子供に快適感を感じるのなら愛情型。
満足感や親和性、安静などの感情を重視するタイプ。

観戦や運動、テーマパークやバーゲン、芸能、ブランドに快適感を感じるのなら娯楽・エネルギー型。
達成感やときめき、活気や熱中などの感情を重視するタイプ。

家事や仕事に快適感を感じるのなら、達成型。
達成感や満足感、やる気などの感情を重視します。

結婚や賛美、美容、記念日に快適感を感じるのならときめき・耽美型
満足感やときめき、やる気などの感情を重視します。

それぞれの場面は全く違いますが、引き起こされる感情は似ていて、バーゲンで買い物をするときは、ときめきや満足感、活気がみなぎりますが、テーマパークで遊ぶのもやはり似たような感情を引き起こされます。

一方、同じお手入れでも丁寧にスキンケアする場合は、満足感や達成感、やる気などの感情が引き起こりますが、単なる洗顔では爽快感や開放感が引き起こされ、同じ美容といっても快適感の構造が違うことがわかります。

shin_chanz at 20:51│Comments(0) 化粧品 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
お手入れの快適感お手入れの快適感 その3