2011年11月15日
化粧品の容器 その2
化粧品の容器というのは、頭の痛い問題で、基本的に生分解性プラスチックでないと、生分解することはなく、環境中に残ってしまいます。
それを是とするか否とするかは、難しいところですが、生分解性を売り物にしている洗浄剤や化粧品でさえもあくまで土に帰る保証がついているのは中身だけで、石油製の容器がいつまでも環境中に残るのが現状です。
PETボトルのように回収されたらまだマシですが、オーガニック化粧品もプラスチックボトルなら無害物質に分解されることなく、ごみ処分場に埋め立てられ蓄積されていきます。
ドイツのウエラ社などは20年前から化粧品容器の矛盾を解決すべく、生分解性プラスチックなどを採用していますが、容器まで配慮した真のオーガニック化粧品というのは、少ないのが実情です。
ガラス容器にしてもいくつかの部品はプラスチックを使う必要があり、プラスチックよりリサイクルできるといっても完全ではありません。
オーガニック化粧品を使い終わった後に残るのは、一切環境中では無害物質にはならない石油の塊が残るという「オーガニック化粧品の矛盾」を科学の力で解決するのはまだ先でしょう。
詰め替えタイプのパウチ容器もありますが、詰め替えの場合は、未洗浄の使用済み容器にいれるため、しっかりと抗菌する必要があり、弱い防腐力では難しく、肌への負担も懸念されます。
シャンプーなど水で薄めて使うのが前提のものならまだ良いですが、敏感肌向けでは難しいです。
最近はエアレス容器も進んできていて、パウチにエアレスのポンプを差し込んで使う容器も開発されましたが、中身のパウチ以外のエアレス部分が高価でかつ、容器製造に必要な数が通常のエアレス容器の5倍から10倍も必要なため、普及には至っていません。
安価な植物由来の生分解性プラスチックの登場が待たれます。
それを是とするか否とするかは、難しいところですが、生分解性を売り物にしている洗浄剤や化粧品でさえもあくまで土に帰る保証がついているのは中身だけで、石油製の容器がいつまでも環境中に残るのが現状です。
PETボトルのように回収されたらまだマシですが、オーガニック化粧品もプラスチックボトルなら無害物質に分解されることなく、ごみ処分場に埋め立てられ蓄積されていきます。
ドイツのウエラ社などは20年前から化粧品容器の矛盾を解決すべく、生分解性プラスチックなどを採用していますが、容器まで配慮した真のオーガニック化粧品というのは、少ないのが実情です。
ガラス容器にしてもいくつかの部品はプラスチックを使う必要があり、プラスチックよりリサイクルできるといっても完全ではありません。
オーガニック化粧品を使い終わった後に残るのは、一切環境中では無害物質にはならない石油の塊が残るという「オーガニック化粧品の矛盾」を科学の力で解決するのはまだ先でしょう。
詰め替えタイプのパウチ容器もありますが、詰め替えの場合は、未洗浄の使用済み容器にいれるため、しっかりと抗菌する必要があり、弱い防腐力では難しく、肌への負担も懸念されます。
シャンプーなど水で薄めて使うのが前提のものならまだ良いですが、敏感肌向けでは難しいです。
最近はエアレス容器も進んできていて、パウチにエアレスのポンプを差し込んで使う容器も開発されましたが、中身のパウチ以外のエアレス部分が高価でかつ、容器製造に必要な数が通常のエアレス容器の5倍から10倍も必要なため、普及には至っていません。
安価な植物由来の生分解性プラスチックの登場が待たれます。
shin_chanz at 20:15│Comments(3)│
│化粧品
この記事へのコメント
1. Posted by たいこ 2011年11月16日 01:59
こんばんは。今回、トゥヴェールさんの商品で、ブライトニングセラムと、薬用ホワイトニングローションを新しく使うことにしました。これらのものは、妊娠・授乳中でも使って大丈夫ですよね?大丈夫とは思うのですが・・・心配性なもので一応確認です・・・
2. Posted by しんちゃん 2011年11月16日 20:47
たいこさん、こんにちは
いずれも妊娠中・授乳中に使われても一切問題は無いとお考え下さい。
胎児に影響を与える成分は入っていません。
いずれも妊娠中・授乳中に使われても一切問題は無いとお考え下さい。
胎児に影響を与える成分は入っていません。
3. Posted by たいこ 2011年11月17日 13:48
ありがとうございました^^