クレンジング

2009年07月06日

朝のお手入れ

夏が到来し、蒸し暑い日々が続いています。

さっぱりと過ごすには、まず洗顔。
顔洗うと肌の汚れが落ちるだけでなく、さっぱりした気持ちになり、心が随分落ち着きます。
心の落ち着きを取り戻すにも、気合を入れるにも洗顔は効果的だと思います。

お化粧する前に、洗顔を行い、肌をチェックされる方も多いでしょう。

毎日、肌を眺めていると、顔からも様々な情報が発信されていることに気がつきます。
私の場合は、食べ過ぎたり、睡眠不足になるとすぐニキビが発生します。
顔ではなく、他の場所に出てくれたら良いのに、なぜか顔へ集中します。

また、女性なら目の下にクマが発生することもしばしば。
血行不良になると、すぐにクマが発生します。

洗顔で大事なのは汚れをしっかり落とすことは必要ですが、洗い過ぎないことも重要です。

朝と夜の洗顔では、意味合いが異なり、朝は主に過剰に分泌された皮脂や
不要な角質を落とすことが挙げられますが、夜は顔についた塵埃やメイク汚れ、
皮脂などを落とすことが重要となります。

朝と夜の洗顔では、洗顔方法が異なりますが(夜はクレンジングをプラス)、
夏と冬など季節間では洗顔方法は変わりません。

ただ、皮脂が出やすい人は、夏になると朝でも顔は皮脂で脂ぎっている場合も
あるかと思います。その場合は、朝からダブル洗顔された方が、毛穴がすっきりして
毛穴の黒ずみも減って行くと思われます。

皮脂が多いと、保湿には良くても毛穴の黒ずみの原因となることもしばしば。
朝でも毛穴が開いている部分は、部分的にクレンジングして皮脂をすっきり落とされることをお勧めします。

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2008年06月18日

乳化型のオイルクレンジングが発売されました

研究から商品化まで大変時間がかかりましたが、乳化型のオイルクレンジングが
ようやく完成しました。

お風呂で使えるというオイルクレンジング剤は
だいぶ世の中に溢れてきました。

耐水性の日焼け止めやマスカラ、角栓などを落とそうとすると
ミルククレンジングでは対応できず、オイルクレンジング剤が必要となります。

ただ、オイルクレンジング剤はお風呂で使おうとすると一工夫が必要となります。
製品自体の安定性も悪くなるので、先行したK社ではクレンジング剤内での分離が
起こり、商品の回収を余儀なくされたこともしばしば。

企業にとっては商品回収のリスクがあるため、
なかなか踏み込めないところも多かったようです。

トゥヴェールのパーフェクトクレンジングは、
POE系の界面活性剤を使用せずに脂肪酸とグリセリンから作った
ポリグリセリン脂肪酸エステルのみを使用しているのが特徴です。

やはり食品添加物にも使用されていて、実際、チョコレートや缶コーヒーなどで
なじみがあるものなら、体内に入っても消化されて栄養になるだけなので、
安心というものです。

昔からある乳化剤なのですが、混合物が多く、化粧品の乳化には
ほとんど使われていませんでした。

それが分離技術の進歩により、乳化力の高い本来の乳化剤の姿となり、
多くの化粧品に使われるようになっています。

さすがにグリセリンだけあって、しっとりした使い心地なのが特徴です。
POE系は逆にさっぱりしたものとなります。

安全性の高い乳化剤を使用したクレンジングでしたら、
パーフェクトクレンジングはお勧めの一品となります。

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2007年07月23日

クレンジングオイルをリニューアルしました

クレンジングオイルをトゥヴェールブランドに変更し、
お値段は据え置きの2300円で、容量は180mlへと大幅にアップしました。
RURICAクレンジングオイルからの配合成分の変更はありません。

このクレンジングオイルはふき取りタイプとなります。
メイクをクレンジングオイルで浮かした後、ティッシュを押し付けてメイク汚れを落とします。

クレンジングオイルは主に界面活性剤を配合しているタイプがほとんどですが、
界面活性剤無配合が特徴で、シリコーン系成分を多用した化粧品もきっちり落とせます。

シリコーンは感触が柔らかくぎとぎとしないオイルなので、化粧品に使われますが、
油にも水にも溶けにくいという特徴があります。
メイク化粧品には、色の冴えや感触を良くするために非常に使用頻度が高い原料です。

そのシリコーンオイルを溶かすには、特別なオイルや界面活性剤が必要です。
シリコーンは孤高の人間のようなもので、化粧品に大部分を占める水や油などとは
混じりあいません。天然油脂系ではまず溶けることがありません。

それで、このシリコーンを溶かすには、どういう溶剤が必要かというとイソノナン酸
イソノニルというような合成脂肪酸と合成アルコールからできた成分です。
他にも合成系のアルコールから出来た成分ならシリコーンを溶かすことができます。

天然系油脂はお互いを強く引き合うため、シリコーンを溶かすことはできません。
まあ、シリコーンが溶け込もうとしても仲間はずれにされるわけです。

一方、合成アルコールや合成脂肪酸の特徴は、天然の脂肪酸と違って、
仲間との連帯感が弱いということです。

おかげで、天然の油脂にも溶けることができますし、シリコーンのような
ちょっと変わったヤツでも受け入れる度量があるわけです。

つまり、シリコーンを天然のオイルに溶かしてやろうとすると
このシリコーンと天然オイルの橋渡しをする成分が必要になるのですが、
それがこの合成系の成分となります。

ただ、合成アルコールや合成脂肪酸を製造するには、石油ガスから
作ることになりますが、とてもお金がかかる巨大な設備が必要となります。
そのため、合成アルコールや合成脂肪酸を作るメーカーというのは
世界規模でも限られたものとなり、結果としてシリコーンを溶かす
合成系の成分というのは、何百、何千もあるわけでもありません。

一般のクレンジングオイルでも、刺激が出ることもありますが、
それは配合されている界面活性剤よりシリコーンを溶解するために
使われている合成オイルに問題があることが多いです。
これらの合成オイルは分子が小さく、肌にも若干浸透する傾向にあるため、
ぴりっとした刺激になることもあります。

そこでトゥヴェールマイルドクレンジングオイルでは、
天然脂肪酸とシリコーンをくっつけた成分をシリコーンと天然オイルとの
橋渡し役として採用しました。揮発性のため、肌にずーと残るというものでもなく
洗顔後たとえ少し残っていても時間が経てば揮発して肌には残留しないという
設計にしています。

他のシリコーンを溶かすための合成系成分も検討しましたが、
一番これがメイク汚れの落ちがよく刺激も低いという結果でした。

こうしたシリコーンと天然オイルとの橋渡しをできる成分を
手作りクレンジングオイルの素材として販売も検討しましたが、
家庭にあるオイルによっては異臭が出たりすることもあり、断念しました。

ただ、せっかくトゥヴェールブランドにするのだからと
容量をUPすることで、ご愛用していただく方々の経済的負担を
少しでも減らすように努力させていただきました。

なお、洗い流すクレンジングオイルも検討しましたが、今のところ面白い
処方が見つかっていません。

洗い流すタイプについては、技術的にも大手メーカー製のものが高く、
値段の割りに原価も高いので、店頭販売のものでも十分よいと思います。
お風呂で使えるクレンジングオイルで成分表示において水がかなり後半に
あるタイプを選ぶのがお勧めです。洗い流せるタイプは水の表示が
後ろに来るほど難しい技術を使っています。
水が最初にくるものは素人でも材料さえあれば簡単に出来ます。
シリコーンを溶かせる界面活性剤を知っているかどうかです。
これは覚えて置いてくださいね。


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2006年12月28日

濡れた手でも使えるクレンジングオイル

クレンジングといえば、以前はクレンジングジェルやクリームが
主体でしたが、いまはマスカラが流行したおかげで、クレンジングオイルの
割合が増えてきました。

クレンジングオイルと言えば、濡れた手で使えるタイプと
使えないタイプの二通りあります。

最近は濡れた手で使えるタイプが主流となってきましたが、
昔は開発が大変でした。お風呂という温度が変わる場所では
製剤がなかなか安定しないためです。

ただ、濡れた手で使えるタイプは、すっきり洗いながせるのが特徴なので、
今後大きく伸びる剤形と考えています。

代表的なオイルクレンジングの成分を書き出してみました。

ソフティモ スピーディクレンジングオイル
ミネラルオイル、イソステアリン酸PEG−8グリセリル、エチルヘキセン酸セチル、シクロメチコン、水、ホホバオイル、イソステアリン酸、グリセリン、フェノキシエタノール

ビオレパーフェクトオイル
ミネラルオイル、ラウリン酸PEG−12、イソドデカン、水、パルミチン酸イソプロピル、シクロメチコン、イソステアリン酸ポリグリセリルー2、デシルグルコシド、ポリソルベート85、オレイン酸グリセリル、イソステアリン酸、イソステアリルグリセリル、イソステアリルグリセリルペンタエリスリチル、ミリスチルアルコール、エタノール、クエン酸、リン酸、BHT、香料、トコフェロール

ティスツーウェイオフオイル 230ml 1071円
ミネラルオイル、イソステアリン酸PEG−8グリセリル、オクタン酸セチル、シクロメチコン、イソステアリン酸、グリセリン、水、BHT、DPG、香料

ナイーブクレンジングリキッド 170ml 448円
水、DPG、トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、イソステアリン酸PEG−20グリセリル、BG、ステアリン酸PEG−45、クエン酸Na、クエン酸、オリーブ葉エキス、エデト酸塩、パラベン、香料

オルビス クレンジングリキッド 150ml 1240円
水、DPG、トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、イソステアリン酸PEG−20グリセリル、PEG−8(カプリル/カプリン酸)グリセリル、メチルグルセス−10、ステアリン酸PEG−45、グリチルリチン酸2K、ユーカリエキス、メリッサエキス、ローズマリーエキス、BG、トコフェロール、クエン酸Na、クエン酸


ティスは資生堂、ソフティモはコーセーですが、上位の成分が良く似ています。

ナイーブはカネボウ(花王)、オルビスはポーラ系ですが
こちらも上位の成分がよく似ています。

この中で洗浄力が高いのは、オイル系成分が上位に位置している
ソフティモ、ティス、ビオレになります。
角栓が気になる方は、この下のオルビスやナイーブより
この3つの中から選ぶ必要があります。
それは、角栓を溶かすオイルが配合されているからです。

ナイーブとオルビスは最初が水なので、洗浄力は高くありません。
ただ、オイルクレンジングで刺激を感じる人にはお勧めできるものです。
まあ、この二つを比べれば、オルビスと同じ洗浄成分を使っている
ナイーブはスケールメリットを出しているので、お買い得なのでしょうね。

濡れた手で使えるクレンジングオイルというのは、水をいかに可溶化するかが
ポイントとなります。とくにソフティモ、ティス、ビオレは成分の一番最初が
オイル系成分であり、水が入るにつれて透明から白濁へと変化します。
この白濁となったときは、かなり洗浄力が落ちている状態で、
どれだけ水を抱え込んでも透明な領域を保かが技術ポイントとなります。

見た目にはわかりませんが、偏光顕微鏡という装置で見ると、
オイルクレンジングの本当の姿が出てきます。
(かなり高度な配合技術がわかります)

ちなみに濡れた手で使えるものでも肌の角栓を落とそうとすると、
濡れた手で使うのではなく、乾いた手で使わないと簡単には取れてくれません。

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2006年12月25日

クレンジング剤中のシリコーン

シリコーン誘導体など、シリコーンは数多くありますが、
クレンジング剤に使われるシリコーンは、たいした種類はありません。

というのも、シリコーン系成分を溶かすシリコーンは
さほど数が多くないからです。

基本は揮発性のシリコーンが中心となります。
揮発性といっても分子の大きさにより1時間以内に揮発するものも
あれば、7時間たって揮発するものもあります。

主に直線状のジメチコン
トリシロキサン・テトラシロキサン

環状のジメチコン
シクロメチコン・デカメチルシクロペンタシロキサン(5量体)・ドデカメチルシクロヘキサシロキサン(6量体)
成分表示では単にシクロメチコンとしか表示されないことが多いです。

直線状にジメチコンにアルキル基がついたもの
カプリリルメチコン

このうちクレンジング剤に使われるのは、他の成分の溶解性に
優れた環状シリコーンやアルキル変性シリコーンである
カプリリルメチコンが良く使われます。

環状シリコーンでも5量体と6量体では、似たような感じですが、
2倍くらいの価格差があったりします。
安いクレンジング剤は、結局シリコーンでも揮発性の高い
刺激のあるタイプが使われることもあります。(ただし、性能は悪くない)

なお、化粧品用シリコーンを供給しているのは、
東芝東レダウ信越の3社ぐらいとなります。

分子量が小さすぎず、刺激が低く、他の成分の溶解性が高いものは、
実は何百もあるというわけではなく、各社のカタログをみれば
ほんのわずかの種類しかないことに気がつくと思います。



shin_chanz at 00:01|PermalinkComments(0)

2006年12月24日

クレンジングオイルの刺激

クレンジングオイルで、安いものには刺激を感じるという方が
たまにおられます。

原因は、シリコーンを溶かすために配合されている油性成分であることが
大きいです。

化粧品に使われているシリコーンを溶かすには、分子量の小さく、
いっぱい枝分かれしたような木の枝みたいな溶剤が効果的です。

また、安いクレンジオイルに使われるミネラルオイルも刺激になります。

ミネラルオイルといっても大きさが様々で、
分子の小さなものもあれば、大きなものもあります。

刺激や可溶化力、浸透性は分子の小さなものがよく、
分子が大きくなるにつれて粘度もあがり刺激も低くなり、
クリームや乳液などに使われます。

クレンジングにはミネラルオイルの分子が小さなものが
使われるので、それが刺激になるわけです。

また、シリコーンも刺激の原因となることもあります。

ジメチコンという表示名称のシリコーンは、分子が大きく
刺激性もかなり低い素材なのですが、分子が小さく揮発性のあるものも
同じ名前のジメチコンとして表示されています。

分子の大きさを名前に反映させないという表示名称のつけ方のため、
こうなっていますが、ジメチコンという表示であっても
クレンジング剤に配合されている場合は、刺激のあるタイプであることがあります。

また、ファンデーションに良く使われる環状シリコーンと呼ばれる
揮発性のシリコーンはシクロメチコンなどと表示されますが、
これも分子が小さいと刺激の原因となります。
ファンデーションに使われるのは、通常5量体以上の
揮発性が遅いタイプですが、3量体などの揮発性が高いタイプだと、
刺激を感じる人が増えます。

シリコーンは安全な素材といわれていますが、
クレンジングに使われる場合は、分子の大きさによって
そうは言い切れない場合があります。

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2006年12月16日

クレンジング剤 シリコーンを溶かす

クレンジング剤は、日焼け止めや耐水性のメイクを落とす必要がありますが、
そういったものには、シリコーンが基材として使われています。

落ちにくいシリコーンの代表例がジメチコンというものです。

フェニルトリメチコン、シクロメチコンなどもありますが、
こちらは大部分がオリーブオイルなどに溶けます。

ほかにも数多くのシリコーン誘導体などもあります。

ほとんどすべてのシリコーンを溶かす溶剤というのは、
環状シリコーンである、シクロメチコンやシクロペンタシロキサン、
シクロヘキサシロキサン、カプリリルメチコンなどがあります。

とくにシクロメチコンやシクロペンタシロキサン、シクロヘキサシロキサンは
日焼け止めやリキッドファンデーションによく使われるものです。
こちらは徐々に数時間かけて蒸発するため、肌に残りません。
また、さらさらのさっぱりしたオイルです。

クレンジングにもシリコン系として、これらの揮発性シリコーンが
多用されます。

他には、ミリスチン酸イソプロピルやパルミチン酸イソプロピルも
ジメチコンを溶かしますので、クレンジング剤の基材に使われます。
これらは安価であるというのが非常に大きいです。
ただし、若干刺激性があります。

ほかにシリコーンの溶解力が高いものに、
イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸イソトリデシルなどがあります。
イソノナン酸イソノニルは臭いが少ないのが特徴で、クレンジング力も
ミリスチン酸イソプロピルなどより上になります。

その他、オクタン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、
イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸イソデシル、
ジカプリン酸ネオペンチレングリコールなどもシリコーンを溶かすことができます。

こういう成分がないとクレンジング剤としては洗浄力が落ちることになります。

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2006年12月15日

クレンジング剤 

クレンジング剤はいろいろあります。

一番落ちやすいのはオイルクレンジング剤です。

その次は、ミルククレンジングやクレンジングジェルでしょうか。

オイルクレンジングが落ちやすいのは理由があります。

それはメイク汚れというのは、オイル系の汚れなので、
オイルになじみやすいという性質を持っているからです。

水の中にオイルが溶けているミルククレンジングやクレンジングジェルだと
マッサージによりクレンジング剤の中の水分を飛ばして
メイク汚れとなじませる手間がある分、汚れは落ちにくくなります。

ただ、オイルクレンジングだとすこし油性感のある洗い上がりに対して、
ミルククレンジングやクレンジングジェルはさっぱりとした
洗い上がりとなります。

オイルクレンジングにもふき取りタイプと洗い流すタイプがありますが、
最近の流行はお風呂でも使える洗い流すタイプです。

また、一番難しいのは、クレンジングと洗顔が一体になったタイプです。

何十年も化粧品を開発しているのに、そんな簡単なことも出来ないのかと
思われる方も多いと思いますが、
クレンジングと洗顔料や石鹸と一体になるというのは、
簡単のようで、使用する界面活性剤が相反する性質のもののため、
なかなか満足のいくものが今のところ開発されていません。

まあ、クレンジングと洗顔料をあわせて普通に5千円支払う女性は
非常に多いので、わざわざ一体型を開発して、
売り上げを減らす必要もないだろうという考え方も根強くあります。

ところで、最近のメイク化粧品の特徴は、水に強いということです。
汗や涙でも落ちにくいマスカラなどが流行していますが、
シリコーンを基材としたファンデーションも多くあります。

これは耐水性を持たせて、化粧崩れをできるだけ抑えるというのが
目的なのですが、そうするとそういうメイクは石鹸や洗顔料では
落ちません。

シリコーンは石鹸を弾いてしまいますので、石鹸が水にシリコーンを
溶かし込もうとしても、溶かせないのです。

また、オリーブオイルなどのオイルにもシリコーンは溶けません。

オリーブオイルなどで、ふき取り型のクレンジングをされている方も
多いかと思われますが、残念ながら完全にシリコーンを
落とすことはできません。

ティッシュに何もつけずにメイクを拭い去ってもかなり落ちますが、
毛穴や皮膚の溝に入り込んだ汚れを拭い去るのはちょっと難しいです。

そのためクレンジング剤には、シリコーンを溶かす成分が配合されいます。

ただ、市販のクレンジング剤、とくに自然派化粧品には、
シリコーンを溶かす成分を配合せずにクレンジング剤として売られている
場合もあります。そのような商品では、残念ながらメイクを効果的に
落とすことは出来ません。

なんでそんな商品があるのかは、ちょっと謎なんですが・・(^^;;

shin_chanz at 21:55|PermalinkComments(2)