ダイエット
2011年02月17日
スリミング
少し前に香りで痩せるという仕掛けを大手メーカーが試みました。
しかし、今のところ、根付いた感はありません。
香りによるスリミングというのは、交感神経活動を高めることにより、脂肪細胞での中性脂肪や熱生産の促進によって、エネルギー消費が増えることで行います。
高揚感のある香りが、気分だけではなく、体の細胞にも影響を与えるということでしょうか。
グレープフルーツやペッパー、フェンネルがその代表例です。
これらの精油が交感神経活動に作用し、グレープフルーツは食べる量も減らすという面白い効果があります。
これによって体重増加が抑えられたことで、痩せる化粧品の発売が大々的に行われました。
昔はディオールなどが、カフェインを配合して、同じように脂肪細胞に働きかけるというのを15から20年くらい前に発売していましたが、こちらは余り成功とは言えませんでした。
そもそもカフェインが薬効を発揮するには皮下脂肪層まで到達する必要があり、現実的ではありません。
皮下脂肪まで到達すれば、抗肥満効果があるのは、カフェインのほかにフラーレンがありますが、こちらも皮下脂肪層まで到達するのは困難です。
しかし、香りで痩せるというのは、鼻から吸収された香気成分が全身に拡散して効果を発揮するものなので、アプローチとしては面白いかもしれません。
あの化粧品を使った人はどれだけ効果があったのか、追跡調査の結果があればと思います。
お菓子にどうしても手が伸びてしまうという方には、グレープフルーツの香りを部屋に漂わせてはどうでしょうか。
もしくは、お気に入りの精油にグレープフルーツの精油をブレンドするというのもありかと。
苦しい思いをせず、食欲をコントロールしてダイエット出来るのなら、楽でいいと思います。
さて、来週から1週間、美容愛好家のMさんにこのブログへ寄稿していただいたので、掲載を開始します。
毎月 1週間の予定で、Mさんに色々書いていただこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
しかし、今のところ、根付いた感はありません。
香りによるスリミングというのは、交感神経活動を高めることにより、脂肪細胞での中性脂肪や熱生産の促進によって、エネルギー消費が増えることで行います。
高揚感のある香りが、気分だけではなく、体の細胞にも影響を与えるということでしょうか。
グレープフルーツやペッパー、フェンネルがその代表例です。
これらの精油が交感神経活動に作用し、グレープフルーツは食べる量も減らすという面白い効果があります。
これによって体重増加が抑えられたことで、痩せる化粧品の発売が大々的に行われました。
昔はディオールなどが、カフェインを配合して、同じように脂肪細胞に働きかけるというのを15から20年くらい前に発売していましたが、こちらは余り成功とは言えませんでした。
そもそもカフェインが薬効を発揮するには皮下脂肪層まで到達する必要があり、現実的ではありません。
皮下脂肪まで到達すれば、抗肥満効果があるのは、カフェインのほかにフラーレンがありますが、こちらも皮下脂肪層まで到達するのは困難です。
しかし、香りで痩せるというのは、鼻から吸収された香気成分が全身に拡散して効果を発揮するものなので、アプローチとしては面白いかもしれません。
あの化粧品を使った人はどれだけ効果があったのか、追跡調査の結果があればと思います。
お菓子にどうしても手が伸びてしまうという方には、グレープフルーツの香りを部屋に漂わせてはどうでしょうか。
もしくは、お気に入りの精油にグレープフルーツの精油をブレンドするというのもありかと。
苦しい思いをせず、食欲をコントロールしてダイエット出来るのなら、楽でいいと思います。
さて、来週から1週間、美容愛好家のMさんにこのブログへ寄稿していただいたので、掲載を開始します。
毎月 1週間の予定で、Mさんに色々書いていただこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
shin_chanz at 19:35|Permalink│Comments(0)│
2010年02月08日
食物繊維について
ダイエットには食物繊維が強い味方!
ちなみに食物繊維は、ご存知の通り人間の持つ酵素では分解できません。
元々ブドウ糖が連なったりしたもの。
もし、分解できればデンプンと同じカロリー源となります。
しかし、分解できないのは他の動物も一緒。
動物の中でもカロリー源として主に利用する反芻動物は胃の中や腸にいる細菌によって、酢酸やプロピオン酸等に醗酵・分解してエネルギーを吸収します。
以前は食物繊維は吸収されないということで、カロリーゼロと見なされていましたが、人間の腸内でも醗酵され、酢酸等で分解吸収されることがわかり多少ですが、カロリーがあると考えられています。
ちなみに食物繊維は、水に溶ける可溶性ものと水に溶けない不溶性の二通りに分かれます。
たとえば、シャキシャキとした食感の野菜などはセルロース等の不溶性食物繊維から出来上がっていますが、お通じをよくするという効果があります。
繊維質が多いと、腸を通過するときに水分を保持しながら通過することができ、柔らかい便になるというメリットがあります。
こうした繊維質が多い食事は大腸がん予防や糖尿病予防にもなり、大腸機能をアップさせます。
一方、果物に含まれるペクチンなどの可溶性食物繊維。ジャムは可溶性食物繊維を利用したものですが、可溶性食物繊維の特徴は胃が空になることを遅らせて、さらには血糖値の上昇も遅らせます。
この血糖の上昇を遅らせるというのは、結構重要で血糖値上昇による食欲刺激も低下させます。
つまり、ダイエットには強い味方になるわけです。
ダイエット食品のシェイクなどによく食物性繊維が使われていますが、腹持ちを良くして食欲刺激を抑えるという効果により採用が進んでいます。
ちなみに食物繊維は、ご存知の通り人間の持つ酵素では分解できません。
元々ブドウ糖が連なったりしたもの。
もし、分解できればデンプンと同じカロリー源となります。
しかし、分解できないのは他の動物も一緒。
動物の中でもカロリー源として主に利用する反芻動物は胃の中や腸にいる細菌によって、酢酸やプロピオン酸等に醗酵・分解してエネルギーを吸収します。
以前は食物繊維は吸収されないということで、カロリーゼロと見なされていましたが、人間の腸内でも醗酵され、酢酸等で分解吸収されることがわかり多少ですが、カロリーがあると考えられています。
ちなみに食物繊維は、水に溶ける可溶性ものと水に溶けない不溶性の二通りに分かれます。
たとえば、シャキシャキとした食感の野菜などはセルロース等の不溶性食物繊維から出来上がっていますが、お通じをよくするという効果があります。
繊維質が多いと、腸を通過するときに水分を保持しながら通過することができ、柔らかい便になるというメリットがあります。
こうした繊維質が多い食事は大腸がん予防や糖尿病予防にもなり、大腸機能をアップさせます。
一方、果物に含まれるペクチンなどの可溶性食物繊維。ジャムは可溶性食物繊維を利用したものですが、可溶性食物繊維の特徴は胃が空になることを遅らせて、さらには血糖値の上昇も遅らせます。
この血糖の上昇を遅らせるというのは、結構重要で血糖値上昇による食欲刺激も低下させます。
つまり、ダイエットには強い味方になるわけです。
ダイエット食品のシェイクなどによく食物性繊維が使われていますが、腹持ちを良くして食欲刺激を抑えるという効果により採用が進んでいます。
shin_chanz at 00:01|Permalink│Comments(0)│
2006年12月20日
食欲を抑える食品添加物
もう8年前になりますが、ヨーロッパで発売されたパーム油とオート麦から
作られた食品添加物があります。
効能は、小腸に運ばれた後、食欲を抑えるように働きかけるというもの。
3〜6時間ほど満腹感が続き、間食を抑えて、ダイエット効果を発揮します。
Olibraという商品名で、スウェーデンの企業と公的機関が
共同開発しました。
スウェーデンの大手乳業メーカーがヨーグルトに採用して、
販売を行っています。
Ulster大学で、効果を測定したところ16%のカロリー消費を
抑えたというものですから、まあ、それなりといったところでしょうか。
ダイエット食にありがちな脂肪代替品や消化吸収抑制剤を使用せずに
副作用もないのでみられないというのが大きな特徴です。
日本でも発売されたら結構買う人はいるんじゃないかなと思います。
食欲を抑えるのは大変だし、ついつい食べ過ぎるという人には、
うってつけでしょうね。
ただ、食品添加物というのは、残念というかありがたいというべきか
非常に審査が厳しく、新規に認められるというのはなかなか難しいのです。
だいぶ実績を積んでいるのに、日本でもまだ発売されていないということは
何かひっかかる成分があるんでしょうね。
ヨーロッパ旅行のお土産にはOlibra商品は面白いかもしれません(笑)
作られた食品添加物があります。
効能は、小腸に運ばれた後、食欲を抑えるように働きかけるというもの。
3〜6時間ほど満腹感が続き、間食を抑えて、ダイエット効果を発揮します。
Olibraという商品名で、スウェーデンの企業と公的機関が
共同開発しました。
スウェーデンの大手乳業メーカーがヨーグルトに採用して、
販売を行っています。
Ulster大学で、効果を測定したところ16%のカロリー消費を
抑えたというものですから、まあ、それなりといったところでしょうか。
ダイエット食にありがちな脂肪代替品や消化吸収抑制剤を使用せずに
副作用もないのでみられないというのが大きな特徴です。
日本でも発売されたら結構買う人はいるんじゃないかなと思います。
食欲を抑えるのは大変だし、ついつい食べ過ぎるという人には、
うってつけでしょうね。
ただ、食品添加物というのは、残念というかありがたいというべきか
非常に審査が厳しく、新規に認められるというのはなかなか難しいのです。
だいぶ実績を積んでいるのに、日本でもまだ発売されていないということは
何かひっかかる成分があるんでしょうね。
ヨーロッパ旅行のお土産にはOlibra商品は面白いかもしれません(笑)
shin_chanz at 00:01|Permalink│Comments(6)│